今日時々あした

アメブロからおひっこししてきました。

過食症を克服するまでの思考・嗜好の変化

 

こんにちは。

超辛口ジンジャエールを飲んでぽかぽかのAsですよ。

今日は私が過食症寛解させるまでの

思考・嗜好の変化をつづってみたいと思います。

 

 

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摂食障害初期~高校生編~

私が発症を意識し受診したのが高校1年生のとき。

友人と始めたダイエットで食事制限をしすぎて、

あるひぷつっと糸が切れたように食欲が止まらなくなりました。

ご飯を炊飯器からしゃもじで直に食べたり

家にあるファミリーパックのお菓子をはじめ、ありとあらゆるストックを

夜中のうちに食べつくしてしまったり、とにかく食欲が制限できない。

 

「これってテレビでみたことある。過食症かも」

 

と思い、すぐに保健室の先生に相談し、そのまま思春期外来に通院を始めました。

元々容姿にまったく自信がなく、鏡をみては自分の顔をぶっていたほどだったので

自分がとめどなく太ることにとても恐怖を感じました。

 

抗鬱剤抗不安薬を処方され、薬物治療を開始。

最初薬を服用したときは、なんだかふわふわとしてものが考えられず

その効果なのか食べ物にもあまり関心が沸いてこなかったので

一時的に過食はとまりましたが、

徐々に耐性がついてしまい過食症再発。

 

転院してカウンセリングも試しましたが

セラピストが遅刻する・著書を売りつける・

目の前にお菓子をおいて観察する・出会って間もないのにすごい解釈をぶっこんでくる

というなかなかグイグイくる流派のかた(そんなんあるのか)で

ピュアーな私はこわくなってしまい、通院はやめました。

 

中期~予備高校生~大学生編~

第一志望の大学に予想通り不合格てへぺろ☆した私は

予備校へ入学し一年間あらゆる欲望を捨てて勉強に闘志を燃やしました。

大好きだったファッション誌も封印し、

世の流行とは一切縁のない生活・・・

もちろん見た目にもさほど気を使わなくなったためか、

「別に太っても太らんでも関係ない」というメンタルになり

予備校生の間は殆ど過食の衝動は出てきませんでした。

 

1年の予備校生活を経て大学に進学した私は、

大学構内で学生相談(無料のカウンセリング)を受けられると知り

早速申し込みました。

あーまたあのグイグイくるセラピストみたいなやつだったらいやだなあ

と思っていたのですが、

担当のセラピストはとても優しく受容的で、

私のペースに合わせて話を聞いてくれたのでとても支えになりました。

 

当時は食事を摂る事がとても怖く、毎日メロンパンの皮だけを食べて

あとは捨ててしまう・・・というような食生活でした。

また、食べたものを飲み込まずにかんで吐き出すチューイング行為も行っており

ずるずると摂食障害の症状は続いていました。

 

カウンセリングの内容、メリット

カウンセリングでは、時折症状の話をすることはありましたが

それらについて具体的な助言を受けることは少なく、

その背景にある家族関係のしんどさや自分が当時感じていた生きづらさなど

私を取り巻く環境や私自身の感情、思いなどに焦点を当てた話し合いでした。

 

カウンセリングを受けてよかったなと思ったことは、

じっくりと自分のことを話せたことと、

症状のつらさを誰にも理解してもらえなかったので、

辛かったね、と言ってもらえるだけでかなり救われました

それをしっかりと聴いてもらい、肯定してもらえたり、

それはちょっと違うと思うと指摘してもらえるなど、

自分だけのための贅沢な時間を定期的に確保してもらえたことです。

現実世界でこんな時間はめったに持つことが出来ないので、

毎週、カウンセリングの1時間はとても大事な自分理解の時間でした。

 

また、カウンセリングをより効果的な話し合いの場にするために

普段の自分の感情により敏感になり、

どんな出来事が辛いのか、今何に困っているのか、

ということを積極的に考えるクセができたのは自分にとって良い進歩でした。

 

一回目の寛解!症状がストップしたきっかけは・・・

大学3年生のとき、これまでの努力が実り?急に症状が寛解に向かい始めました。

その契機となったのが、私が3年間ずっと勉強してきたある資格に合格したこと。

それでとっても自信がつき、

クラスメイトからも「あれっ?なんか見違えたね、Asだって気付かなかった!」

といわれるほど毎日幸せ気分で生活していました。

 

思考・嗜好の変化

それとほぼ同時期に、

「私毎日昼ごはんにメロンパンの皮ばかり食べているけど、

同じカロリーをとるなら、野菜や米を同じだけ食べたほうが体にいいんじゃ?」

とふと気づきました。

今までそんなこと微塵も思わなかったのに、急にひらめいた!!

とばかりに思いつき、早速その日から私は学食で一汁三菜バランスよく食べ始めました。

それが功を奏し、メロンパンを食べていた頃と比べてスムーズに体重が減少。

それに気を良くした私は栄養素や食べ合わせの勉強をはじめ

食べて痩せるダイエットに成功し、更に自信を取り戻すことに成功しました。

 

食べて痩せるダイエットについては、また記事に書きますね。

 

摂食障害寛解のきっかけは、

◆何でも良いので自信が回復すること

◆「私はこういう人」「こういうことがしたい」という自分の軸ができること

なのかなと思います。

 

自分に軸がなく、自信がないところに、

何かのきっかけでダイエットにのめりこんでしまうと

「体型だけでしか自信を維持できない自分」になってしまい

四六時中体重やカロリーのことしか考えられなくなります。

 

体型以外のことに没頭できたり、

自信をもてたりして、そこに自分の生き様や生きがいを見出せるようになると

少しずつ体重に偏っていた思考も柔軟に改善してくるのかなと思いました。